沿岸部アーンドラ地方はお米がたくさん収穫されるため、複数種類の米料理が一つのミールスの上に乗ることも多い。
中でも、祭礼など特別な食事のときによく食べられるのがPulihoraというタマリンドライスです。米にタマリンド、カレーリーフ、ゴマ、ピーナッツなどで味付けしたソースを絡めて、ナッツや豆類を具材としてトッピングしました。
アーンドラ現地では別のお米を使ったりするらしいですが今回はバスマティライスで。ビリヤニに向いているDAAWAT CLASSICやLAL QILLA MAJESTICのような固くて長くのびるお米が相性良いです。
おおまかな流れは、
米を炊く(炊飯器or湯取り)→プリホラマサラをローストして挽く→タマリンドソースを作る→お米に混ぜる→具材をテンパリングしてぶっかける
という流れです。
【材料】
お米
- バスマティ200g(炊く前) → 湯取りもしくは炊飯器で炊く。
タマリンド汁用
- 油 大さじ2
- マスタード 小さじ1
- 乾燥赤唐辛子 2
- ヒング 少々
- カレーリーフ 10枚
- 青:唐辛子 2
- タマリンドエキス 60gのタマリンドを400ccくらいのお湯に浸し、もみほぐしておく
- ターメリック小さじ1/2
- 塩 小さじ1
- きび砂糖 小さじ1
- 生姜 10g
プリホラマサラの材料
マスタード小さじ1、ウラド・ダル小さじ1、クミン小さじ1/2、チャナ・ダル小さじ1、コリアンダーシード小さじ1、メティ小さじ1/4、ゴマ大さじ1、乾燥赤唐辛子3を乾煎りしてパウダーにします。
テンパリング用具材
- 油 大さじ1
- ウラド・ダル(小さじ1)
- チャナ・ダル(小さじ1)
- ピーナッツ(大さじ2)
作り方
お米を炊いておく
- 200gのバスマティライスを340gの水で炊いておく。(炊飯器の場合。湯取りでも可能)
プリホラマサラを作っておく
- プリホラマサラの材料をローストして挽いておく。豆やピーナッツはなかなか火が通らないので、完全に生っぽい臭いが飛ぶまで弱火でじっくりローストしましょう。
プリホラマサラの材料 マスタード小さじ1、ウラド・ダル小さじ1、クミン小さじ1/2、チャナ・ダル小さじ1、コリアンダーシード小さじ1、メティ小さじ1/4、ゴマ大さじ1、乾燥赤唐辛子3、ピーナッツ大さじ1
タマリンド汁を作る
- 油を加熱しマスタードシードを弾けさせる。
- 赤とうがらしを加え焦げるまで加熱し、青唐辛子、生姜、カレーリーフをテンパリング。
- タマリンド水、ターメリック、砂糖、塩を入れる。
- どろどろになって油が分離するまで、蓋をせず10分ほど煮詰める。
- プリホラマサラパウダーを加えて、さらに煮詰める。
ごはんにソースを混ぜる
- どろどろになってソースができたら、炊いたバスマティライスに直接かけてよく混ぜ合わせる。
具材をテンパリング
- 豆とピーナッツを長めに揚げるようにテンパリングし、直接かけて混ぜる。
完成!
コリアンダーリーフを散らし、ヨーグルトなどと一緒に食べると相性がいいかも!お好みでナスなど具材を入れてみてもよいです。
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