家の冷蔵庫に鳩があったらカレーにしよう。
鳩は公園にいる卑しい鳥のイメージが強く、その肉は日本だとあまり馴染みがないがバングラデシュやタミルナードゥでは食べられているようだ。
今回はこちらのレシピを参考にしている。
チェティナード風と銘打ってはいるが、多分インドではオレンジを上に散らしたりはしないのでヨーロッパっぽいやりかたなんだろうな。イギリス人のレシピだし。
材料
- ブラックペッパーコーン:小さじ1
- クミンシード:小さじ1
- フェンネルの種:小さじ2
- スターアニス:1個
- グリーンカルダモン:5個
- クローブ:2個
- シナモン:1本(2.5cmくらい) ※本当はセイロンシナモンだと思うがこのときは間違ってカシアを使用
- 鳩:1羽
- オレンジ果汁:1個分
- GGペースト:小さじ2
- ターメリック:小さじ1/2
- 塩: 小さじ1
- 植物油:大さじ4
- カレーリーフ:10枚
- 玉ねぎ:2個スライス
- コリアンダーリーフ:1束
- 飾りつけのオレンジの皮
作り方
- ブラックペッパー、クミンシード、フェンネルシード、スターアニス、カルダモン、クローブ、シナモンスティックを軽くローストして、グラインダーで挽く。
- 鳩をさばく。捌いてみたら肉がめちゃくちゃ赤くてびっくりした。鳩の胸肉はハトムネというくらい筋肉が発達していて、血液が詰まっている感じ。全体的にレバーのような風味があって、生臭さもあるんだけど栄養がすごそう。
- 鳩の肉をオレンジの絞り果汁、ジンジャーガーリックペースト、ターメリック、塩でマリネする。
- 鍋に油を中火で温め、カレーリーフを炒める。タマネギをやや濃い目のゴールデンブラウンまで炒めたら挽いたスパイスとマリネした鳩を加え、鳩の表面を炒める。
- 1カップの湯を加え、蓋をして15分ほど、鳩が柔らかくなるまでゆっくりと煮込む。
- 刻んだコリアンダーとオレンジの皮を散らす。
Tips
- 鳩肉を扱ったのが初めてだったので、このレシピは参考程度に。
- 胸肉なのにレバーのように血合いの癖が強くて、まさに「野趣あふれる味」だった。
- チェティナード風のスパイス使いを目指すならばシナモンは必ずセイロンシナモンを使い、カルパシ、ポピーシードなどを足してもいいかもしれない。また、ローストしたあとに水を足してペースト状に挽くとさらにチェティナードっぽい。
- オレンジ以外の果物を試してみてもいいかも。
- 鳩は日進ワールドデリカテッセンで手に入るほか、楽天市場などでも結構売っている。
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