ナガランドのアオナガ族の伝統的な野菜料理であるRosep Aonを作ってみた。単にBoiled Vegetableと呼ばれることもある。Rosepはdry、Aonはdish、というような意味らしいのでざっくり言ったら「ドライの料理」ということになる。
ナガランド料理は民族ごとに固有の料理も多いが、いわゆるインドの典型的な料理とは大きく様子が異なっており、燻製や発酵、乾燥させた食材を多用する。
このレシピにも発酵たけのこや発酵した魚の干物を使う。
とても簡単なレシピなので本当に分量はざっくり。
材料
![](https://philosophycurry.com/wp-content/uploads/2022/01/F6412C2E-2562-4D48-B9AD-D53675FE707E-1024x575.jpeg)
- いんげん、なす、おくら、ゴーヤ、ほうれん草、トマトなどの野菜ありもので。スライスして500g程度
- 青唐辛子 5本 すりつぶす
- 発酵たけのこの汁 大さじ2
- にんにく 8片 すりつぶす
- 生姜 5cmくらい すりつぶす
- 塩 小さじ1程度、味を見て調整
- 水 100cc程度。材料が隠れるまで。
- 発酵した魚の干物を10g程度
作り方
- 切った野菜をすべて鍋に入れ、すりつぶした青唐辛子、すりつぶしたにんにく、すりつぶした生姜を入れる。
![](https://philosophycurry.com/wp-content/uploads/2022/01/77A6ADE7-C109-4056-9FE9-A9CD1C9DC7A8-1024x575.jpeg)
- 発酵たけのこの汁、煮干し、塩も入れる。
- よく混ぜて、表面が少し隠れるくらいまで少なめに水を入れる。
- 蓋をして中火で水分が蒸発するまで煮る。
![](https://philosophycurry.com/wp-content/uploads/2022/01/E87D7595-32EF-4C1E-AC83-550952E54BA6-1024x575.jpeg)
- 途中でかき混ぜず、水分がすべて蒸発させる。塩分を調整する。
- 水分が飛んだら火を止め、完全に冷ましてから食べる。一晩置いて味を染みさせて食べても良い。
![](https://philosophycurry.com/wp-content/uploads/2022/01/1E9E0DF8-75F8-4F39-9909-01D3DE357377-1024x575.jpeg)
Tips
- 本当はcolocasia、つまり里芋の葉っぱを使うのが定番のようだが野菜はあるものをなんでも入れればいいと思う。
- 青唐辛子の量は辛さ体制で調整が必要。
- 発酵たけのこはメンマでも代用できる。
- 発酵したdry fishとしてshutkiを使ってみたが、ここはまだリサーチが足りていない。とりあえず煮干しで代用してもいいんじゃないだろうか。
コメント