南インド広域で朝食や軽食として広く食べられているイドゥリ(Idli/idly)は、ウラドダルと米のペーストから作られる発酵蒸しパンである。
ティファン(tiffin)と呼ばれる軽食の一種で、スポンジやはんぺん、蒸し饅頭のような食感が美味しい。発酵による適度な酸味も食欲をそそる。
サンバルという具材たっぷりの豆野菜カレーやチャトニーというココナッツやトマトでできたペーストをつけて食べる。
地域によって多くのバリエーションがあり、米と豆以外にもセモリナを材料に使ったイドゥリやじゃがいもや豆などの具材の入ったイドゥリもある。
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東京のイドゥリ20皿+α【東京マサラ部活動レポート】|カレー哲学|東京マサラ部
全てのイドゥリに物語がある。熱くてふわふわのスポンジのようなイドゥリ。程よい酸味が食欲を湧き立てる。蒸しパン好きにはたまらない食べ物だ。イドゥリとは南インド広域で朝食や軽食として広く食べられているイドゥリ(Idli/idly)はウラドダルと米のペーストから作られる発酵蒸しパンだ。歴史を遡ればそのルーツはインドネシアにあ...
イドゥリのレシピ
安定してイドゥリが作れるレシピはこちら。
ウェットグラインダーが必要になってしまうのでややハードルが高いが、どうしても欲しい方は連絡ください。なんとか入手します。
材料:
- ウラドダル120 g
- イドゥリライス240g
- 塩 仕上がり後の0.6%の量
- 水
イドゥリの作り方
- それぞれを別々で4時間以上浸水する。
- ウェットグラインダーに30分ずつかけてペーストにする。
- 水を少しずつ加えつつ、粒が残らずなめらかになったら最後に両者を合わせて5分回す。
- 手でしっかりかき混ぜ、仕上がりの重量の0.6%の塩を入れる。(手のひらにいる常在菌が発酵スターターになるという話があるのでしっかり手のひらを使って混ぜる。)
- 発酵させる。
夏場は暖かい場所で一晩だが、20度を下回ってくると厳しいのでウォーマーの中や低温調理器で作った湿度のある環境で33度12時間が今の所安定して発酵している。 - 生地が2倍程度まで膨らんだらイドゥリ型に上からすくうようにして入れて、10分程度蒸す。布を置くと余計な水を吸わない。
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