カレーを考える

マッタライス(Matta rice)とは

インド食材店などに行くと、おそらく現地で食べていると思われる見慣れないお米を見かけることがある。だが、調理方法が分からずに購入を躊躇してしまうことも多いのではないだろうか。

毎日のカレーを受け止めるライスの選択肢に、日本米以外の選択肢があったらそれはそれは素敵だと思うのです。

インド米としてバスマティライスはかなり普及している感があるけど、バスマティってあんまり日常的に食べるお米ではないし、実は他にもインディカ米はたくさんある。

ということでまずはマッタライスのことを。

マッタライスの基礎知識

マッタライス(Matta rice)は南インドのケーララ州、カルナータカ州、スリランカなどでよく食べられているお米で、Rosematta rice,、Palakkadan Matta rice、 Kerala Red rice 、Red Parboiled rice、red riceやboiled riceと呼ばれることもある。日本だとケララ赤米とか呼ばれていることも。

日本でも新大久保や西葛西で買えるっぽい。

これはアンビカ西葛西の店舗で購入

昨年末にUdupiやMangaloreに行った時にお寺の食事や寮の食事で食べた記憶がある(多分、昔ケーララに行った時にも食べたと思うけど)。太ってパラパラしているのだが、軽くて汁気の多い料理に馴染んでいくらでも食べられるおいしいお米だった。

「これはなんていう米?」と周りの人に聞くと「Boiled rice」と言われた。
このお米はパーボイルドライスなので、人々は単にボイルドライスと呼んでいるのだと思う。

パーボイルド(par-boiled)は、インドではかなり古くから行われている精米方法で、簡単に言えば、収穫したお米を籾のまま浸水し、十分に吸水させた後に蒸し上げ乾燥した後に精米したもの。皮の部分が残っているので、栄養価や食物繊維は白米よりかなり豊富になるみたいですね。ただ、ヌカなのか何か独特の香りがついているので慣れない人にはきついかもしれない。


湯取りでの炊き方

圧力鍋や炊飯器で炊くこともできるらしいが、湯取り法でマッタライスを炊いてみた。

材料:
マッタライス200g
茹でるためのお湯8cup
塩と油を大さじ1ずつ

①米を4-5回しっかり洗い、30分以上浸水させる。余裕があれば一晩浸水させても良い。バスマティなどは香りを保つためサッと洗いでいいが、マッタライスは日本米と同じくらいしっかり洗う。

②お湯を沸かし、塩と油を入れたあと水を切った米を入れ、蓋をしながら30分〜35分茹でる。
写真は上から時計回りに10分、15分、20分、25分、30分、35分の時点で米を取り出したもの。
35分茹でると10分の時の倍くらいに膨らむ。膨らむにつれて弾力のある食感が失われていく。個人的には25分と30分の間くらいが好みだった。

茹ですぎても日本米のようにドロドロにならないので、味をみながら好みの固さを調整していくのが良いと思います。

35分茹でるとかなり膨らむ


追記

先日十条のカリーリーブズでマッタライスが出てきたので、茹で時間を聞いてみたらなんと90分と言っていた。マジですか?!90分も茹でても溶けないマッタライス、すごいな。今度試してみます。

35分でも充分食べられるけど、お好みに合わせて茹で時間を調整してみてください。

マッタライスは健康にいい

マッタライスは栄養価も高く、食物繊維が多くて消化がゆっくりなので満足度が上がるなど、健康にいいらしい。

マッタライスの健康に良い10の理由

  1. 皮の部分が栄養豊富
  2. 炭水化物だけではない
  3. マグネシウム豊富
  4. 特定の病気のリスクを軽減
  5. 糖尿病のリスクを減らす
  6. 食物繊維が豊富
  7. 炭水化物の吸収を遅らせる
  8. ビタミンAとBが豊富
  9. 高血圧を軽減
  10. カルシウム豊富

なかなか入手が難しいかもしれないが、食べない理由はない。

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