永遠に続くと思っていた連休。なぜ連休は終わってしまうんだろうか?不思議でならない。4連休の後、明日からは5日間の大型連勤でないか?いつまで他人にカレンダー握られているつもりなんだろう。
現実逃避の食レポ。
先日、吉祥寺(から歩いて15分くらい)にできたSAPPADU READYを訪問した。
店内はカウンター飲み6席。光が差し込んで落ち着く雰囲気だ。
この日は高円寺でカレーシェアハウス用物件の内見の申し込みに行ったのだが、「カレーを研究する部屋にしたい」と言ったところそこをネチネチと突かれ、不動産屋さんに断られてしまったのだった。余計なことを言わなければ今ごろ借りられていたのかもしれないのだが、まあ遅かれ早かれ近所の人の苦情で問題になったかもしれない。
縁がなかったと思うしかないのだが、やりきれない気持ちは残る。
店主さんにカレーシェアハウス構想について話すと、彼女もここの物件を見つけるのにはかなり苦労したとおっしゃっていた。カレー屋さんが元々あった場所を居抜きで使っているという。
最近開店したものの、世の中がこの情勢なのでしばらくテイクアウトオンリーで営業されていたという。店内飲食を始められたのはごく最近とのこと。
この日のメニューはマドゥライチキンカレー、サンバル、ナスのカレーの3種類。チキンとサンバルは定番らしく、三番目のカレーが変わるよう。チキンとサンバルを食べたので分からないのだが、ナスは酸味の効いたタマリンドベースのコロンブだろうか。
マドゥライチキンとサンバルの二種盛りをお願いした。
「あまり凝った料理ではないのですが…。」と店主さん。
銀のお皿の上にバナナリーフが盛り付けられ、バスマティライスの上にマドゥライチキンとサンバルがおはします。付け合わせにアッパラムとキャベツのトーレン的な炒め物、そしてウールガイが。
二種盛りというものの、立派なミニ・ミールスと呼んでいいものだと思う。
これが凝ってない料理なんですか?いやだいぶご馳走だと思います!
サンバルがほんとに優しい味で、ご飯で食べる用にチューニングされているように感じた。インゲンがいい。同行者が味噌を入れるのを目撃したと言っていたが、真相は謎に包まれたままだ。
そしてマドゥライチキンカレー。マドゥライには昔行ったけど、こういうチキンカレーがあるのかは分からない。Madurai Chicken Curryで調べると、ポピーシードやローストココナッツを使ったレシピがヒットするが、そういうものが入るとかなりマドゥライ感がある。
聞けばしばらくエリックサウスで働かれていたということ。ウールガイなどに片鱗が垣間見える気がする。しかし味は全然違う。
光が差し込んでくる暖かな空間でいただいたのも助長していそうだが、とてもバランスよくスルスルと飲めるような、気持ちいいミールスだった。
お店の情報
街のカレー屋 SAPPADU READY
11:30-16(L.O15:30)
日曜日のみ11:30-16(L.O15:30)
18-21(L.O20:30)
売り切れしだい終了
定休日 火・水曜日(その他不定休)
練馬区立野町10-37
吉祥寺駅北口4番バス立野町下車
※営業時間などはご自身でご確認ください。
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