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ミャンマー料理食体験

ゴールデンパガン(四谷)

ミャンマー料理とは

ミャンマー料理と聞くとあまり馴染みがないかもしれないが、納豆の食べ方に関してはかなり先進国であったり、日本では抽出して飲むお茶の葉っぱを発酵させて料理として食べるなど、かなり面白い食文化が形成されている。自分も実際には行ったことないのですが。

地理的にバングラデシュ、インド、中国、タイ、ラオスに囲まれているので、中華っぽい料理があったりタイっぽい名前だったり、インドのようにスパイシーだったりと、ハイブリッドされたような料理が食べられる。

東京だと高田馬場付近に”リトルヤンゴン”とでも言うべきミャンマー人街が形成されている。そこからはちょっと離れるが、以前四谷三丁目のミャンマー料理店に行ったときのこと。

元々居酒屋の物件だったところをそのまま使っているのだろうか。お店の内観は居酒屋そのものである。それにしては短冊に書いてあるメニューの名前がちょっと特殊だが。




黄金のミャンマー料理居酒屋、ゴールデンパガンで食べた料理

お通し:ひよこ豆の豆腐サラダ

居酒屋なのでノンアルにも関わらずお通しが出てきた。ミャンマーはひよこ豆を国民レベルでよく食べるらしい。

ひよこ豆を豆乳とおからに分けると、にがりを使わなくても加熱して放置しておくだけで勝手に固まるらしい。大豆で作った豆腐とは全く別の美味しさがあり、プルプルと弾力があり甘い香りがある豆腐だ。ひよこ豆の納豆というのもあるらしい。なんか、調べてみたらあまり美味しそうに見えないが。。



ラペットゥ(Lahpet)

 発酵したお茶の葉を食べるサラダ。発酵したお茶の葉に揚げたピーナッツ、ニンニク、干しエビなどが混ぜられており、食感が入り混じっている。お茶の葉は独特の香りがあり、味は苦くて酸っぱい。確かにお茶なのだが、自分の知っているお茶とは違う。

これはミャンマーに行くと日常的に食べられているらしく、wikipediaを見てみて面白かったのが食事のシチュエーションの欄。

慶弔事にもラペッソーは用いられ、誕生祝いや結婚式上棟式葬式など様々な場面で供物とされる[9]。この他、改名した時はラペッソーを配って挨拶回りをし、結婚式の招待状にラペッソーを添え、民事裁判で和解が成立すると相手と共にラペッソーを食べるなどの風習がある

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%9A%E3%82%BD%E3%83%BC

和解が成立したときに一緒に食べるような特別な食べものって、日本には何かあるだろうか。


チャーザンヒンカー

チェッターヒン(鳥の油煮カレー)があったら食べようと思っていたのだがメニューに見つけられなかったので、「春雨と五目野菜と鶏肉の極旨香辛スープ」という名前にmひかれて頼んでみた。極めて旨い、香り辛いスープってすごいな。鳥の出汁が効いていて、ハーブが多用されている。だが、もう少しスパイシーなものが食べたかった。

ミャンマー料理の解像度が高くないので全くわからないのだが、これは何族の料理なんでしょう。



ペーピョッ・タミンジョー

こちらはみんな大好きひよこ豆のチャーハン。味付けはシンプルで、見た目通り「マメ!」って感じ。ひよこ豆が発芽しているので、その分旨味成分が増しているのかもしれない。ミャンマーではこれもあちこちで食べられるようだ。



感想

ゴールデンパガンではミャンマーローカルで食べられる料理を居酒屋感覚で気軽に楽しめて、日本のミャンマー料理屋さんなのかミャンマーの日本風居酒屋なのかわからない錯覚に陥った。

東南アジアはタイとマレーシアくらいしか行ったことが無く、もっぱら日本で行ける料理店経由の空想の旅となる。中国から東南アジアを駆け抜けて、北東インドを経由してバングラデシュ、インドという経路で旅をしてみたい。

知り合いの文章でバングラデシュとミャンマーの国境にまたがるように存在しているロヒンギャ難民(ロヒンギャ語を話すミャンマーのイスラム系少数民族)のことが取り上げられていた。彼らの料理は、どんな感じなのだろうか。

しばらくは旅に出られなさそうなので、またいつか自由に旅ができるようになったときのために、家でおこもり空想の旅を続けよう。




お店の情報

営業時間

昼 11:30~14:30(L.O.14:00)
夜 17:00~22:00(L.O.21:30)

定休日

日曜、祝日(祝日はディナーのみ営業)

※営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。

ゴールデン バガン (四谷三丁目/アジア・エスニック)
★★★☆☆3.39■予算(夜):¥2,000~¥2,999

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