カレーを食べる

さぁ、ここではないどこカレ〜。かりい食堂(高円寺)

高円寺のカレーが最近自分の中でアツい。日本のインドなどと言われながら今まではおそらくそんなにカレー屋さんが多くはなかったのだが、最近の高円寺には個人的に好きなカレー屋さんが乱立している。

先日久しぶりに高円寺に降り立ったのだが、やっぱり好きなカレー屋さんが多いので少しずつ書いていこうと思う。すぐブログのネタを溜めてしまって抱えては腐らせているので、字数が少なくても毎日更新するリズムが大切ですね。ブログを毎日続けられる人はマジで尊敬する。


まずはかりい食堂さん。

高円寺かりい食堂のスパイスフルなカレーたち

お店を知ったのは豆くじらで間借りをされていた時に「さあ、ここではないどこカレ〜」というキャッチフレーズにビビッときたのがきっかけだ。その前にはツバメおこわ(現在は閉店)でも間借り営業をされていた。

しかし間借り時代は行くことができず、実店舗化してしばらく経ってからようやく訪問することができた。


 

ここのカレーはかりいライスかりいプレートの二種から選ぶことができ、プレートを選ぶと副菜がたくさんついてくる。それもインド亜大陸各地からとってこられた料理たちで、ワンプレートでベンガルのチッチョリ、南インドのポリヤル、スリランカのパリップなど一度に味わえてゴージャスな感がある。

定番のカーリーチキンは、インドの女神「カーリー」をイメージした南インド風の黒々とした仕上がり。カーリーは生き血が好きで、熱狂的な信者はカーリーに血を捧げるために自ら命を断ったりするらしい。怖い。コルカタではヤギの首を切って生き血を捧げるお祭りもある。

味は、辛いというよりスパイスフル。ガツンとくるというよりは食べた後にアロマが鼻の奥に抜けていく感じと言おうか。手羽元もホロホロで、「うまいカレーライス」のちょっと先をいく存在。思い出すと食べたくなるような味だ。



たまに気まぐれで珍しいカレーも作っている。先日は厚揚げと納豆のカレーを目当てに訪問した。この時ちょうど個人的にフェヌグリーク納豆を作ったりしていたこともあり、納豆カレーを試してみたかったのだ。

考える部屋 #2  【実験】フェヌグリークシードで納豆を作ってみた(フェヌ納豆)|カレー哲学|note
カレーの主要スパイスであるフェヌグリークシードを豆として利用し、納豆を作ってみましたのでここにご報告いたします。 はじめに メティシード、またはフェヌグリークシード。和名は葫蘆巴(ころは)。なんだかコロナに似ていて嫌だが、コロ助、などと呼ぶのもいいかもしれない。個人的にはフェヌちゃんの愛称を採用している。 ...

食べてみると本当に納豆なのだが、程よい感じにカレーとしてまとまっていておいしい。適度に粘度があり、食感も面白い。

考えてみれば納豆はダルの一種と言えなくもないし、実際ネパールやミャンマー、タイなんかでは納豆をダシの代わりや味噌の代わりにして、汁物を作ったりアチャールを作ったりしているという。詳しくは、謎のアジア納豆ーそして帰ってきた<日本納豆>(高野秀行)を参照のこと。


ちょっと店主さんと話し込んでしまったのだが、最近は発酵とスパイスをテーマに色々と作られているようだ。発酵唐辛子を買ったり味噌を仕込んだり。

下北沢にできた小倉ヒラクさんの発酵デパートメントを紹介していただいたので、先月寄ってみた。


  

見たことのないような醤油やチーズ、お酒など、足を踏み入れたらマジで沼なんだろうなという世界がそこには広がっていた。オーガニックなぶどう酒が売っていて、「ワイン」と書かれるより「ぶどう酒」と書かれる方がなぜ美味しそうに見えるんだろうか、と考えたりした。

昔、絵本とかで「ぶどう酒」と書いてあるのを読んで飲みたいなと思ったりしませんでしたか。

店内飲食メニューはカレーではなく、残念ながらハヤシライス。本も売っていて、面白そうな思想書の類がたくさんあった。もしかしたら「カレーは哲学」と同様に「発酵は哲学」とか言っているのかもしれない。

カレー沼にハマってしまってから、新たな沼に足(首ではなく)を突っ込むのを恐ろしく感じる時がある。一眼レフと発酵、そろそろ始めてみようかな。


かりい食堂さんのフリーペーパーが面白い

カレーもおいしいのだが、フリーペーパーの紹介をしたい。

お店の片隅に、知る人ぞ知るフリーペーパーがある。自分が確認した時点では第6号まで。初めて行った時にたまたまこれを目にし、全部持ち帰って家に帰って全部読んだ。

これは店主の増川さん自身がまとめられたもので、「刺激や発見を与えてくれる人にフォーカスし、その人の考えている・感じていることをご紹介するフリーペーパー」といコンセプト。

内容は店主さんがある人に行ったインタビューを元に、その人の人生観や大事にしていること、影響を受けた音楽や映画、文学などを掘り下げていく対話形式になっている。登場する人物は常連の音楽好きのお客さん、大学時代のご友人、DJの方、BARのマスターなど。

読んでいると会ったこともないその人の人生を覗き見してよく知ったような気になれる。一番お気に入りなのはBARのマスターのインタビューの回で、内容はひたすら小説を書きたいけど書けないというものでとにかく暗いのだが、なんだか後ろ向きすぎて笑ってしまって逆に元気になれる。

このフリーペーパーを6枚一気に読んで、何より一番見えてきたのはインタビュアーである店主さんの人柄だった。それで一気にお店のファンになった。

高円寺には、好きなカレー屋さんがまだまだあります。TO BE CONTINUED..

お店の情報

[水〜土]
12:00〜15:00
18:00〜21:00
[日]
12:00〜15:00

定休日 [月・火]

※営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。

お店のブログ

so_king’s diary
高円寺北のポップアップ カレーShop!「かりい食堂」ブログです

コメント

タイトルとURLをコピーしました